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シニアの迷惑電話対策|留守番電話・番号表示・相談先を決める

シニアの迷惑電話対策で大切なのは、話術を見破ることより、知らない相手とすぐ話さない仕組みを作ることです。固定電話を留守番電話にし、番号表示や非通知拒否を確認すると、電話に出る前に止めやすくなります。もし出てしまっても、名前や住所を答えずに切り、相手が名乗った役所・銀行・警察の公式番号を自分で調べてかけ直します。最後に、188や#9110へ相談する基準を家族と決めておきましょう。

知らない番号にはすぐ出ない仕組みを先に作る

警察庁は、特殊詐欺を防ぐには犯人と話さないことが効果的だと案内しています。知っている手口でも、急がせる言葉や不安をあおる話を聞くと判断が難しくなります。自信で対抗せず、着信音が鳴ったときの動作を決めておきます。

家族、病院、管理会社、ケアマネジャーなど必要な連絡先は電話機の登録名に入れます。登録のない番号は留守番電話へ回し、相手が名前と用件を残してから聞きます。折り返す場合も、録音された番号ではなく、手元の書類や公式サイトの番号を使います。

『知らない番号には出ない』『お金・口座・暗証番号の話は一度切る』『急ぎと言われても家族へ確認する』の三つを電話機の近くに貼ります。本人を責める言葉ではなく、毎回同じ手順にすると続けやすくなります。

留守番電話と自動録音は呼出音の前後で働く

留守番電話は、相手の用件を聞いてから出るか決められます。呼出回数を短くし、在宅中も常に留守番設定にする方法があります。家族からの電話は登録名を確認して取るか、いったん録音を聞いて折り返します。

警察庁が案内する防犯機能付き電話には、着信前に『この通話は録音されます』などの警告を流す機能、通話の自動録音、未登録番号への注意などがあります。機種ごとに機能が違うため、購入前に必要な設定と月額サービスの有無を確認します。

録音できても、内容を誰が確認するか決まっていないと使いにくくなります。週に一度、本人と家族で着信履歴と録音を確認し、不審番号を拒否登録します。録音や履歴を消す前に、相談へ使う日付・時刻・相手の名乗りを紙に残します。

番号表示と非通知拒否は契約条件を確かめる

番号表示があれば、登録した家族か、非通知か、知らない番号かを着信前に見分けやすくなります。非通知拒否は、番号を通知しない相手へ番号を通知してかけ直すよう案内するサービスです。電話機だけの設定か、通信会社の契約が必要かを確認します。

警察庁は、NTT東日本・NTT西日本で、70歳以上の契約者または70歳以上の人と同居する契約者を対象に、番号表示と非通知拒否の月額利用料・工事費を無料にする取組を案内しています。申込み、対象回線、対応機器などに条件があります。

無料だと聞いても自動適用とは限りません。契約者名、年齢、現在の電話サービス、電話機の型番を用意し、請求書に記載された通信会社の公式窓口へ本人または家族から確認してください。営業電話の相手に手続きを任せないことが大切です。

国際電話と自動音声は折り返さない

国民生活センターは、『+1』『+44』など+から始まる心当たりのない国際電話には出ず、折り返さないよう案内しています。自動音声で未納料金や電話停止を告げ、番号ボタンを押すよう求める電話も、その場では操作しません。

固定電話で国際電話を使わない場合は、国際電話の発着信を休止する方法があります。警察庁の国際電話詐欺対策ページから手続き先と対象条件を確認できます。携帯電話は端末や通信会社ごとに設定が異なるため、公式サポートへ確認します。

『2時間後に電話が使えなくなる』などと急がされても、氏名、生年月日、住所、口座、暗証番号は伝えません。いったん切り、通信会社の請求書やカードにある公式番号へ自分からかけます。相手が示した番号には折り返さないでください。

警察・役所・銀行を名乗っても一度切る

画面に実在する警察署などの番号が表示されても、本物とは限りません。警察庁は、警察の電話番号を偽装して表示する手口を注意喚起しています。警察官を名乗る相手からSNSへ移るよう言われたり、逮捕状の画像を見せられたりしても応じません。

役所の還付金、銀行口座の保護、家族の事故など、相手が何を名乗っても手順は同じです。『確認してこちらからかけ直します』と伝えて切ります。家族の合言葉だけに頼らず、以前から知っている番号へ本人から電話します。

お金を振り込んだ、カードを渡した、ネットバンキングを操作した場合は、家族への相談を待たず、銀行・カード会社と警察へすぐ連絡します。緊急性があるときは110、それ以外の警察相談は#9110が案内されています。

188・#9110へ相談するメモを電話の横に置く

商品や契約、請求、勧誘で困ったら、消費者ホットライン188が身近な消費生活センターなどを案内します。一部のIP電話などからはつながらない場合があり、通話料も契約によって異なります。つながらない場合の相談先は国民生活センターの公式ページで確認できます。

犯罪かもしれない、警察を名乗った、個人情報を伝えた場合は、警察相談専用電話#9110へ相談します。今まさに被害が起きている、訪問すると脅されているなど緊急時は110です。相談時は着信日時、表示番号、相手の名乗り、話した内容を伝えます。

決め手は、知らない電話を直接取らない設定が毎日使えることです。保留点は、電話機が対応しているか、通信会社のサービス条件、国際電話を本当に使わないかです。次の確認先を通信会社、188、#9110に分け、家族の電話番号と一緒に大きな文字で貼りましょう。

まとめ

迷惑電話は、話して見破るより、留守番電話、番号表示、非通知拒否、国際電話の休止で直接話す機会を減らす方が安全です。出てしまったら個人情報を伝えずに切り、公式番号へ自分からかけ直します。契約・請求は188、警察相談は#9110、緊急時は110を使います。

よくある確認事項

知らない番号でも病院や管理会社かもしれません。出た方がよいですか?

すぐ出ず、留守番電話に名前と用件を残してもらいます。手元の書類や公式サイトにある番号へ自分からかけ直してください。

番号表示と非通知拒否は無料ですか?

対象年齢、契約者、回線、機器、申込みなどに条件があります。請求書にある通信会社の公式窓口へ確認してください。

+から始まる電話番号へ折り返してもよいですか?

心当たりのない国際電話には出ず、折り返さないでください。必要な相手かは、別の連絡手段や公式番号で確認します。

不審電話はどこへ相談しますか?

契約・請求・勧誘の相談は188、警察への相談は#9110、今まさに危険がある場合は110です。着信日時と内容をメモして伝えます。

参照情報

警察庁 SOS47|固定電話の番号表示・非通知拒否サービス確認日:2026-10-15
警察庁 SOS47|防犯機能付き電話の導入確認日:2026-10-15
警察庁 SOS47|国際電話詐欺対策確認日:2026-10-15
国民生活センター|海外からの不審な電話にご注意確認日:2026-10-15
国民生活センター|2時間後に電話が使えないという不審電話に注意確認日:2026-10-15
警察庁|警察に偽装した電話番号に注意確認日:2026-10-15
消費者庁|消費者ホットライン188確認日:2026-10-15

サービス・契約条件は物件や時期によって異なります。最新情報は各案内先でご確認ください。

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